電力未来物語

バイオディーゼル燃料で発電

近年話題も多い自然エネルギーの中で、今回は「バイオディーゼル燃料」による発電に注目しました。
バイオディーゼルとは生物由来の油(ひまわり油、コーン油、菜種油など)や、廃食用油(てんぷら油)から作られるディーゼルエンジンを稼働させる燃料の代替燃料です。
燃焼時に発生した二酸化炭素で地上の二酸化炭素の絶対量を増加させる石油を原料として作られた軽油や重油と違い、バイオディーゼルの原料となる植物中に蓄えられた油脂は、燃焼時に発生した二酸化炭素を吸収して生長するため、二酸化炭素が循環され、排出する二酸化炭素が極端に少ないというメリットがあります。

京都議定書においても、植物由来の二酸化炭素排出は、温室効果ガスの排出源としてカウントしないとされているため、温暖化の一因と言われている二酸化炭素の削減や大気汚染の防止に有効な燃料として注目されています。

バイオディーゼルは従来の軽油と混ぜることができるため、トラックなどで使われているディーゼルエンジンの燃料としてだけではなく、様々な利用方法があります。

第32回さっぽろホワイトイルミネーション大通会場では、家庭や企業の廃食用油から精製したバイオディーゼル燃料による発電が行われ、電力を供給していました。
開催期間中は家庭の廃食油の回収も行われるなど、一般市民の関心も大きい取り組みとなりました。

 

他にも、2013年9月太陽光発電で賄う野外ライブが行われた際、蓄電された電力だけで足りない分をバイオディーゼル燃料で発電した電力で補うなどして、自然エネルギーを活用したフェスの開催を実現させました。

このように今、各方面で電力を作る燃料としても利用され、研究も進められています。