電力未来物語

長時間の停電にも対応する次世代のUPS機能付蓄電池

広範囲に渡って停電が起きた東日本大震災以降、災害時のリスクマネジメントの重要性は、改めて認識されるところとなりました。UPS(無停電電源装置)機能付きリチウムイオン蓄電池「EPUPSシリーズ」は、緊急電源として長時間使用することのできる大容量の蓄電池です。
今や、パソコン、電話交換機にFAXと、業務を行なう上で電気は必要不可欠なものとなっています。と同時に、電力供給がストップした場合のリスクは、極めて高くなっているのも事実です。
そんな中で注目されているのがBCP(Business Continuity Plan)です。BCPとは、企業がトラブルに見舞われた際、最低限の業務を遂行し、業務体制の復旧を果たすための事業継続計画のことです。NTTデータ経営研究所が2013年2月にまとめた「東日本大震災発生後の企業の事業継続に係る意識調査」によれば、BCP策定済みの企業は全体の40.4%、策定中まで含めると70.3%と、多くの企業で対策が進んでいることがわかります。

現在でもUPS付きの蓄電池は病院の手術室や医療機器、ナースコール、銀行のATMや冷蔵庫、24時間態勢のコールセンター、モデム・パソコン等のデータ管理機器など、多くの施設で利用されるようになりました。

しかしこれまでのUPS装置は、対応時間が数分から10分程度と短く、短時間の停電を想定したものがほとんどでした。「EPUPSシリーズ」は、大容量のリチウムイオン電池を採用し、低コストで長時間のバックアップを実現したことから注目されています。蓄電池容量5000Whの「EPUPS-5000」を使用した場合は、定格消費電力80Wのパソコンを5台同時に接続しても、約11時間稼働させることができます。

タイマー機能がついているため、任意の時間に蓄電池から電力を供給することも可能です。たとえば、タイマーを13時〜15時で設定すると、その間は、電力会社の電力を使用せずに済みます。停電時だけではなく、省エネルギーや社会貢献に繋がるピークシフトにも利用できるのです。

また、電解液の補充が不要で、重量は同容量の鉛蓄電池の3分の1。コンパクトな設計は、社内でも置き場所を選びません。
すでに大手都市銀行のATMやコンビニエンスストアのPOSレジ、総合病院の手術室の無影灯、ナースコールなどのバックアップ電源にも採用されているという「EPUPSシリーズ」。より確実で安全なBCP対策を進めていきたい企業にとって、この先、心強い味方になりそうです。